犬が死ぬ前に見せる兆候とは?最期にどこで看取るべきかについてもお伝えします
犬の中には亡くなる前に、なんらかの兆候を見せる犬もいます。もし寿命を迎えようとしているサインが見られたら、飼い主は愛犬をどのように看取るべきか考える必要があるでしょう。 このコラムでは、犬が死ぬ前に見せる兆候について解説します。どこで最期を看取るべきかについてもお伝 えしますので、参考にしてください。
犬が死ぬ前に見せる兆候について
犬は言葉を使って体調の変化を口に出して伝えることはできませんが、死ぬ前にこれらのサインを出す可能性があります。
⚫食欲が低下する
⚫呼吸が乱れている
⚫体が震える
⚫体温が著しく上昇、もしくは低下する
⚫嘔吐や下痢が悪化する
犬が見せる可能性のあるサインについて、次項を詳しく見ていきましょう。
食欲が低下する
内臓機能の衰えや代謝の低下によって、食欲がなくなる犬もいます。老犬になると食が細くなるものですが、亡くなる直前にはフードをまったく口にしなくなる可能性もあります。少しでも食べられるようなら、フード をお湯や水で柔らかくして、食べやすくしてあげてください。
呼吸が乱れている
胸や体全体を大きく動かして、息苦しい様子を見せるかもしれません。飼い犬が浅くて速い開口呼吸をしているようなら、死が迫っており呼吸が難しい状態にある恐れがあるでしょう。または「ふー」と深く呼吸する 場合もあり、普段とは違う呼吸の仕方をします。
体が震える
亡くなる前には体温が低下するため、体の震えが見られる場合もあります。犬の平常時の体温は37.5~39度と言われていますが、死ぬ前には人間の体温よりも低くなるでしょう。 体温の低下以外にも、けいれんや発作などが原因で体が震えている可能性もあります。
体温が著しく上昇、もしくは低下する
死ぬ前には体温の低下が見られますが、中には著しく上昇する場合もあるでしょう。たとえば強い炎症や感染症などの病気が原因で、寿命を迎えようとしている場合です。 体温は犬の体調を知るためのバロメーターでもあるため、普段から体温を測定する習慣を身につけておき、 愛犬の平熱を知っておきましょう。
嘔吐や下痢が悪化する
消化管の状態が悪い犬の場合、嘔吐や下痢を繰り返すかもしれません。寿命を迎えようとしている犬にはほとんど体力が残されていないため、急激に体が衰えてしまうでしょう。 消化管の異常には、老衰だけでなく感染症などの病気が隠れている恐れがあります。犬に下痢や嘔吐などの消化器症状が見られたら、一度かかりつけ医師に相談するとよいでしょう。
最期をどう看取るかを考える
愛犬の最期を見届ける行為は、飼い主にとってとても辛いものでしょう。しかし、犬が最期の時間を穏やかに過ごせるよう、どこで看取るべきかについて考えてみてください。
⚫動物病院で看取る
⚫自宅で看取る犬を看取る場所には、主に 2 パターンあります。
それぞれの利点と欠点を見ていきましょう。
動物病院で看取る
飼い犬を動物病院で看取る方法があります。たとえば悪性腫瘍や感染症などの病気が原因で寿命を迎えようとしている場合には、万全の体制が整っており、直前まで治療が続けられる動物病院で過ごすのが犬にとってもよいでしょう。 しかし夜間や早朝、動物病院との距離が離れている場合には、飼い主が最期を看取ることのできる可能性は低くなります。
自宅で看取る
生活し慣れた自宅で最期を看取る方法についてです。動物病院のように獣医師がいないため、犬が苦しそうな様子を見せても、万全の治療やケアができません。しかし、飼い主が最期の瞬間に立ち会ってあげられる可能性は高まります。
このように、どちらの看取り方にもメリットとデメリットがあります。犬の体調状態や飼い主がどのように最期を見守りたいのかをよく考え、できる限り後悔のない方法を選択しましょう。
まとめ
犬が死ぬ前に見せる兆候について解説しました。最期の看取り方についても紹介していますので、愛犬がシニア期を迎えたという方や、老犬の体調が急激に変化したという方は、飼い犬の旅立ちを見守る方法について知っておきましょう。 もし大切な家族である飼い犬が寿命を終えてしまったら、どのような方法で見送ってあげたいのかを考えてみませんか? 「天国への扉 ペットメモリアル千葉習志野」は、千葉県にお住まいのご家族様へ大切な家族でもあるペットの旅立ちを温かく見送る場をお届けしております。 ご自宅まで火葬車で訪問して、車後部の火葬炉にて施行する訪問火葬というペット火葬を行っており、 火葬からセレモニーまで和やかで温もりにあふれた時間となるよう、一つひとつ真心を込めて対応しておりま す。セレモホールや当店への来店は必要ありません。24時間いつでもご利用いただけますので、ご家族様そろってペットとのお別れの時間をお過ごしください。 当店は多くの実績と信頼があり、犬や猫など幅広いペットに対応したメニューをご用意しておりますので、ご利用をお悩みの方もまずはお問い合わせください。