猫が死ぬ前に見せる兆候とは?飼い主がとるべき行動についてもお伝えします。

2023/04/23 ブログ

猫は、死ぬ前になんらかの兆候を見せるといわれています。シニア期を迎えた愛猫に普段と違う様子が見られたら、飼い主は別れの時間が迫っていることを覚悟しなくてはいけないでしょう。このコラムでは、猫が死ぬ前に見せる兆候や飼い主がとるべき行動について解説していきます。猫が最期の時間を穏やかに過ごせるよう、亡くなる前のサインについて知っておきましょう。

 

猫が死ぬ前にはいくつかの兆候が見られる可能性がある

 

猫は人のように言葉を話せませんが、死ぬ前にはなんらかのサインを発するといわれています。猫は死ぬ前に、飼い主の前から姿を消すという噂を聞いたことのある方もいるでしょう。飼育環境の変化によって室内飼いの猫が増えた現在は、部屋の中で寿命を迎える猫が増えて飼い主の元を去る猫が減ったという説もあります。では、飼い主の前でどのような行動をするのでしょうか。

 

⚫攻撃的になる

⚫ぐったりとして元気がない

⚫好物でも口にしない

⚫体温が低下していく

 

猫が亡くなる前に見せるサインには、これらの特徴があると考えられています。

 

攻撃的になる

 

触られることを極端に嫌がり、普段よりも攻撃的になる可能性があるでしょう。たとえば体のどこかに痛みを感じている場合です。いつもは大人しい性格の猫でも、痛みを伴う死因の場合には、性格が変わってしまったかのように振る舞う可能性があります。

 

ぐったりとして元気がない

 

体力が低下して動く気力がなくなり、ぐったりと横たわる猫もいます。人間と同様に、猫も老年期を迎えると徐々に体力が低下していき、活発的でなくなっていくものです。また、体調が悪化して動くことが困難になり、元気がなくなってしまう猫もいるでしょう。

 

好物でも口にしない

 

食欲の低下により、たとえ好物でも口にしなくなるケースもあるでしょう。年齢を重ねるごとに食は細くなっていくものですが、嗜好性の高いフードを口にしなくなる場合には、体調の悪化がある程度進んでいる恐れがあります。

 

もし猫が少しでも口にするようなら、フードを食べやすいよう食器の高さを変えましょう。足腰が弱っているのであれば、体を支えてあげて食事のサポートをしてあげます。

 

体温が低下していく

 

猫の正常時の体温はおよそ38~39度ですが、もし体温が下がってきているのなら、死が迫っている証拠でしょう。体温が低下している猫に食事を与えると、場合によっては嘔吐してしまうため注意してください。 ただし、感染症などが原因で死を迎える場合には高熱になるパターンもあるため、平熱と比較して高すぎたり、低すぎたりしないかを確認するとわかりやすいかもしれません。

 

飼い主がとるべき行動とは

 

愛猫が寿命を迎えようとしているとき、飼い主はどのような行動をとるべきなのでしょうか。

 

⚫優しく撫でて安心させてあげる

⚫食べたいものを与える

⚫好きなおもちゃを近くに置いてあげる

⚫寝床を整えてあげる

 

猫ができる限り穏やかに過ごせるよう、上記の行動を心がけてください。

 

優しく撫でて安心させてあげる

 

なかには、死ぬ直前に甘えてくる猫もいます。猫が嫌がらない限りは飼い主がそばで寄り沿い、優しく撫でて安心させてあげるとよいでしょう。 亡くなる直前には目がうつろになる猫もいるため、「今までありがとう」「よく頑張ったね」などの声かけをしながら、穏やかな時間を過ごしてください。

 

食べたいものを与える

 

猫が何か食べたがっているようなら、おやつやお気に入りのフードを与えましょう。食べやすいように細かくしてあげると、猫が自分で食べやすくなります。ただし病気などが理由で獣医師に食事を制限されている場合には、医師の指示を守ってください。

 

好きなおもちゃを近くに置いてあげる

 

お気に入りのおもちゃやクッションなどがあれば、近くに置いてあげてください。体に痛みを感じて攻撃的になったり、暴れたりする猫の気持ちが落ち着いていくでしょう。

 

「愛猫に何かしてあげたいけれど、飼い主が触れることを嫌がる」という場合に試してみてください。

 

寝床を整えてあげる

 

死の直前には体が思うように動かなくなり、寝たきりになる猫も多いものです。排泄物などの汚れがあれば清潔に保ち、寝床を整えてあげましょう。 床ずれを予防するために2~3時間に一度は体勢を変えるほか、介護用のクッションを敷いてあげると猫が快適に過ごせます。

 

まとめ

 

猫が死ぬ前に見せるサインや、飼い主がしてあげられることについて解説していきました。猫は死の直前にさまざまなサインを見せるといわれています。性格が攻撃的になったり、元気がなくなってぐったりと横たわった り、と猫によってさまざまです。 飼い猫に普段と違う様子が見られる場合には、死が迫っている恐れがあります。猫が最期の時間を穏やかに過ごせるよう、飼い主は最大限のサポートをしてあげましょう。 「天国への扉 ペットメモリアル千葉習志野」は、千葉県にある移動型のペット火葬業者です。ご自宅近くまで火葬車で訪問し、車後部の火葬炉にて施行いたしますので、当店やセレモホールへの来店は必要あ りません。お電話ひとつでご利用いただける出張サービスをご用意しておりますので、いつでもお問い合わせ ください。