千葉、ペット火葬、天国への扉ペットメモリアル千葉習志野ブログ、猫の老化のサインとは?
猫の老衰サインとは?見逃さないためのポイントや最期の看取り方をお伝えします
「最近、愛猫の元気がない」「寝てばかりいるな」と感じていませんか?幼少期には元気に活動していた愛猫も、シニア期を迎えると、体の衰えが目立ちはじめます。病気にかかりやすくなるほか、排泄の介助が必要になるなど、飼い主のサポートが必要になる場面が増えるでしょう。 このコラムでは、猫の老衰サインについて解説していきます。老衰サインを見逃さないためのポイントや最期の看取り方についてもお伝えしますので、ぜひ最後まで目を通してください。
猫の寿命は平均12~18年
猫の平均寿命は、12~18年といわれています。近年はフードや生活環境がよくなったことにより、20年近く元気に生きる猫もいるため、シニア期が長くなる傾向にあるようです。 猫は生後1年程で、人間でいう成人を迎えます。その後は1年で4歳くらいずつ年をとっていき、10年経つと老年期に入ります。猫にできる限り長生きしてもらうためには、定期検診を定期的に受けて、病気を未然に防ぐなどの健康管理が必要でしょう。
老衰とは?
老衰とは、加齢にともない体のさまざまな機能が衰えていき、死を迎えることです。猫だけでなく、生き物はみな、年齢を重ねるに従い体の細胞が寿命を迎えていきます。しだいに筋肉や臓器が徐々に衰えていき、 やがて生命活動の維持が難しくなっていくのです。
猫の老衰サインとは?
シニア期を迎えた猫を飼っている方は、猫の老衰サインを見逃さないようにしましょう。
⚫運動能力の低下
⚫毛並みが悪くなった
⚫寝ている時間が増えた
⚫夜泣きの頻度が多くなった
⚫食欲の低下
猫は人のように「体調が悪い」「体が痛い」などの言葉を話せませんが、よくよく観察してみると、普段と異なる仕草や行動が見られる場合があります。
運動能力の低下
シニア期に入ると、老化にともなって徐々に運動能力が低下していきます。猫と聞くと、高い場所や細い道を悠々と移動するイメージをもっている方も多いでしょう。老衰を迎えようとしている猫のなかには、筋力の低下や炎症などによって「高い場所に登れなくなる」「細い道を嫌がる」などのサインが見られる場合があります。 そのようなサインが見られた場合には、段差の少ない場所を作ってあげると、足腰の負担を抑えられるでしょう。
毛並みが悪くなった
老衰による食欲の低下などにより、被毛を作っているタンパク質が不足して毛並みが悪くなったと感じることがあります。また、頻繁に毛づくろいする体力がなくなり、毛がボサボサになっていく猫もいるでしょう。猫が嫌がらなければ、猫用のブラシを用意して毛並みを整えてあげるのもよいかもしれません。
寝ている時間が増えた
年齢を重ねるごとに睡眠時間が増加するため、「ずっと寝ているな」「最近、あまり甘えてこなくなったな」と感じることが増えてくるでしょう。加齢にともなって寝ている時間が増えた場合には、無理をさせないようそっとしておいてあげましょう。
夜泣きの頻度が多くなった
認知症を発症すると、夜中に鳴き続ける夜泣きが見られる場合もあります。認知症は脳の機能低下により起こるため、完治は見込めません。しかし、サプリメントなどを使って症状を抑えることはできるため、気になる症状があれば、かかりつけの医師に相談しましょう。
食欲の低下
加齢にともなってだんだんと食が細くなっていき、老衰間近になると、好んで食べていた食事も口にしなくなるケースがあります。食事の量が少なくなると筋肉量も減るため、さらに活動的でなくなっていくでしょう。 シニア期の猫には、消化しやすくバランスがとれているフードが適しています。ペットショップにはシニア用のフードが売られているので、老年期に入ったら、猫の年齢に合ったフードを見つけてください。
老衰サインが見られたらはじめたいこと
愛猫に老衰サインが見られたら、下記のことをはじめましょう。
⚫ 排泄の介助
⚫食事の介助
猫が残りの人生を少しでも穏やかに過ごせるよう、飼い主がサポートしてあげてください。
排泄の介助
なかには足腰が弱って、トイレまで歩いていけなくなる猫もいます。体が弱っていても自力でトイレに行きたがる猫も多いため、下記の介助方法を試してみましょう。
⚫トイレの入り口にスロープを付ける
⚫トイレまで連れて行ってあげる
トイレまで滑り止めを敷いたり、障害物になるような家具を移動させたりすることもオススメです。猫がトイレに行きたがるタイミングで、飼い主がトイレまで連れて行ってあげることも、粗相の防止につながります。
食事の介助
シニア期を迎えた猫には、専用のフードを用意しましょう。また足腰が弱った猫がフードを食べやすくするための工夫も必要です。
⚫消化のよいフードに変える
⚫食器の高さを調整する
⚫ 体を支えてあげる
消化がよいシニア用フードに変えるほか、フードを食べにくそうにしている場合には、食器の高さを調節して あげることも大切です。前傾姿勢が体に負担をかけやすいため、飼い主が体を支えてあげたり、スプーンなどで食べさせてあげたりするのもよいでしょう。
猫の最期の看取り方
猫が最期を迎えようとしているのなら、看取り方について考えてみましょう。飼い主が気を付けたいポイント は、下記のとおりです。
⚫猫が好きな場所で最期を迎えさせてあげる
⚫苦しむこともあると理解する
⚫笑顔で優しく声かけをする
大切なのは、猫が好きな場所で最期を迎えさせてあげることです。お気に入りのクッションの上かもしれませんし、部屋の隅でうずくまってしまうかもしれません。飼い主が希望する場所で最期を終えられない可能性もありますが、猫の気持ちを尊重しましょう。 また、最期の迎え方は、猫それぞれです。まるで枯れるように亡くなる猫もいれば、苦しい様子を見せる猫もいます。飼い主は苦しがる猫の様子にうろたえてしまうかもしれませんが、落ち着いて見守ってあげましょう。 そして猫とのお別れは悲しいものですが、笑顔で優しく声かけをしてあげてください。「ありがとう」「大好きだよ」「よく頑張ったね」とポジティブな声かけをしてあげることで、猫も穏やかに旅立っていけるでしょう。
まとめ
猫の老衰サインや見逃さないためのポイント、最期の看取り方を解説していきました。老衰とは、加齢にともなって体のあらゆる機能が衰えていき、寿命を迎えることです。猫の平均寿命は12~18年といわれており、老年期に入ると徐々に運動能力が低下するなどの変化が見られます。もし食欲の低下や、寝てばかりいるようになったら、老衰を迎えようとしているサインかもしれません。飼い主は食事や排泄の介助をおこない、猫が残りの人生を過ごしやすくなるようサポートしてあげましょう。 そして猫が最期を迎えようとしている場合には、そっと見守ることも重要です。優しくポジティブな声かけをして、猫が望む場所で寿命を迎えさせてあげましょう。 「天国への扉ペットメモリアル千葉習志野」では、ペット火葬という形で千葉県のご家族様へ大切な家族でもあるペットの旅立ちを温かく見送る場をお届けしております。ご自宅まで火葬車で訪問して、車後部の火葬炉にて施行する訪問火葬をおこなっておりますので、セレモホールへの来店は必要ありません。24時間いつでもご利用いただけますので、迅速な対応が求められる場面でも安心してお任せください。