千葉、ペット火葬、天国への扉ペットメモリアル千葉習志野ブログ、シニア犬の介護について
シニア犬の介護について、知っておくべきポイントを解説します
犬の平均寿命は12~15年であり、10年を越えた頃には、老年期を迎えます。人間と同様に、シニア期に入ると体が思うように動かなくなったり、病気を患いやすくなったりするため、飼い主はこれまで以上に愛犬の健康を気遣うべきでしょう。このコラムでは、シニア犬の介護について解説していきます。記事を最後まで読んでいただけたら、介護の種類やシニア犬がより暮らしやすくするために飼い主ができることについて、知っていただけるでしょう。
シニア犬になると介護が必要になるケースもある
老年期を迎える頃に、食欲不振や筋力の低下などの変化が現れはじめる犬もいます。寝たきりや、食事の頻度が極端に減ってしまうと、生活の質(QOL)が低下して残りの寿命を楽しめなくなってしまうでしょう。QOLを高めるためにも、犬の介護について知識を身につけておく必要があります。
介護の種類
シニア犬にしてあげられるお世話には、おもに「排泄の介護」「食事の介護」があります。具体的にどのような介護をおこなっていくのか、次項を見ていきましょう。
排泄の介護
排泄とは、いわゆるトイレのことです。老犬になると足腰が弱くなって、トイレが上手にできなくなる犬が増えてきます。
・決まった場所でトイレができなくなった
・自分でトイレができなくなった
・排泄の際に体を汚してしまう
これらの様子が見られるようなら、排泄の介護が必要なサインです。 自分で歩いてトイレまで行きたがる犬もいるため、フローリングにマットを敷いて歩きやすくしたり、スロープをつけたりしましょう。犬が自分でトイレまで行けない場合は、トイレのタイミングを見計らって、飼い主が持ち上げて連れて行きます。 排泄の際に体を汚してしまうようであれば、犬が不快に感じないよう、排泄物の始末を早めにおこないましょう。何度も汚してしまうようなら、オムツの利用も検討してください。
食事の介護
老犬になると、食欲不振の症状が出る場合もあります。食事の量が極端に減ると、栄養バランスが崩れて病気にかかりやすくなるため、犬の状態に合わせて食事の介護をしましょう。 フードを食べにくいようであれば、食器の高さを変えたり、飼い主が体を支えてあげたりします。食欲不振や自力でフードが食べられない場合には、お湯や水を混ぜてフードを柔らかくしてあげると食べやすくなるでしょう。
シニア犬がより暮らしやすくするために飼い主ができること
排泄と食事の介護以外にも、シニア犬がより暮らしやすくするために飼い主ができることがあります。
⚫床ずれ予防
⚫バリアフリー化
⚫散歩の補助
⚫認知症に対する理解を深める
⚫グルーミング
⚫口内のケア
どのような対策を講じるべきなのか、次項で解説していきます。
床ずれ予防
床ずれとは、寝床と体の接触が続くことによって血流が悪くなり、皮膚や皮下脂肪、筋肉が死んでしまうことです。 寝たきりになると、床ずれを起こす恐れがあるため、2~3時間おきに体勢を変えてあげたり、介護用のクッ ションを敷いたりしましょう。
バリアフリー化
老犬になると脚力や視力、聴力などの五感が衰えるため、障害物を避けられなくなるほか、階段の上り下りが思うようにできなくなります。部屋の中に置いてある不要な家具を処分して飼い犬が歩きやすくしたり、 段差をなくしたりして、犬が快適に暮らせる環境を整えてあげましょう。
散歩の補助
自力で歩けるようなら、わずかな時間でも外へ連れ出してあげましょう。気分転換にもなりますし、愛犬の健康にも散歩は不可欠です。ただし老犬になると、環境の変化に体調が左右されやすくなるため、暑さ寒さ対策を忘れないようにしてください。
認知症に対する理解を深める
犬も人と同じように、認知症になる可能性があります。シニア期を迎えた犬に認知症のサインが見られる場合には、かかりつけ医に相談するなど早めに対処しましょう。
⚫夜中に徘徊する コメントの追加
⚫無駄吠えや夜泣きが増えた
⚫グルグルと同じ場所を回る
⚫名前を呼んでも反応しなくなった
⚫急に怒る、もしくは噛む
など認知症の場合、症状の改善は望めませんが、薬やサプリメントの活用で症状が和らぐ可能性もあります。 ただし自己判断せず、かならずかかりつけ医に相談のうえで薬を与えてください。
グルーミング
シャンプーやブラッシングは、できる限り継続しましょう。ただしシャンプーは愛犬にとって負担が大きいため、 時間を極力短くすることが大切です。 ブラッシングは体を清潔に保つだけでなく、血行をよくする効果も得られるため、犬が嫌がらない限り、定期 的におこなってください。
口内のケア
虫歯や歯周病予防のためにも、口内のケアをまめにおこないましょう。口内環境の悪化は、食欲不振や体力低下の原因になります。歯磨き経験のない飼い犬の場合は、ジェルタイプや水に混ぜて使うタイプの マウスケア商品が便利です。
まとめ
シニア犬の介護について、知っておきたいポイントを解説していきました。老年期に入ると、徐々に体が衰えはじめて、今までどおりの生活ができなくなる犬もいます。犬の介護について知識を深め、愛犬が残りの生活を楽しめるよう、手助けしてあげましょう。 もし飼い犬が寿命を迎えたら、「天国への扉ペットメモリアル千葉習志野」で、旅立ちを温かく見送ってはいかがでしょうか。 当社は、ご自宅まで火葬車で訪問して車後部の火葬炉にて施行する、訪問火葬をおこなっております。セレモホールなどへの来店は必要なく、ご自宅のお庭や駐車場でお見送りできますので、大切な愛犬と過ごす最期の時間を快適に過ごしていただけます。24時間いつでもご利用いただけますので、ご都合のよい時間にお問い合わせください。