千葉、ペット火葬、天国への扉ペットメモリアル千葉習志野ブログ、犬の平均寿命や長生きしてもらうために飼い主ができること、亡くなる前の症状について解説します

2024/11/06 ブログ

犬の平均寿命や長生きしてもらうために飼い主ができること、亡くなる前の症状について解説します

 

犬と人間は古くからパートナーとしてともに暮らしており、とても身近な存在です。人との関わりが深い犬を家族として迎え入れるにあたり、気になるのが、平均寿命や長生きしてもらうためにできることではないでしょうか? このコラムでは、犬の平均寿命や亡くなる前の症状、長生きしてもらうために飼い主ができることをご紹介してきます。これから犬を家族として迎え入れる方や、すでに生活をともにしている方、犬とのお別れが近づいている方もぜひ参考にしてください。

 

犬の平均寿命は12~15年

 

犬の平均寿命は、個体差もありますが、12~15年だといわれています。ペットとして注目度が高いうさぎやハムスターよりも長生きする傾向にあるため、一度家族として迎え入れた場合には、長い時間をともにすることになるでしょう。 近年ではフードや住環境がよくなったことで、平均寿命よりも長生きする犬が増えています。一生を豊かに、 そして健やかに過ごしてもらうためにも、飼い主が犬に関する基礎知識を身につけておく必要があるでしょう。

 

世界で一番長生きしている犬は何歳?

 

犬の平均寿命は12~15年ですが、世界で一番長生きしている犬は、29歳と倍近く生きていることが わかっています。ギネス記録によるとオーストラリアン・キャトルドッグのブルーイーで、1931年まで生きたようです。 一般的には大型犬よりも小型犬のほうが、寿命が長くなる傾向にあるため、中型犬としては相当の長寿犬であるとわかります。

 

犬種によって寿命に違いはある?

 

寿命は個体差が深く関係しているものの、犬種によって若干の差が見られます。

小型犬:13~15歳

中型犬:10~14歳

大型犬:9~13歳

たとえば小型犬のなかでも、アクティブで順応性が高いミニチュアダックスフンドは、比較的寿命が長い犬種 です。一方で大型犬は体が大きい分、老化の進行が早まるため小型犬や中型犬よりも寿命が短くなる傾向にあるでしょう。

 

犬の年齢を人間に換算するとどのくらい?

 

犬は比較的長生きする生き物ですが、人間よりも早く年をとっていきます。では、犬の年齢を人間に換算するとどのくらいになるのでしょうか?まずは下記の換算表をご覧ください。

1(月)

3(月)

半年

1年

3年

5年

10年

12年

15年

18歳

人間

1歳

5歳

9歳

16歳

28歳

36歳

56歳

64歳

76歳

88歳

犬はおよそ生まれてから約1年で、人間でいう成人期に入ります。10年を越えた頃にはシニア期に突入するため、体が衰えやすくなるなど、体調に変化があらわれやすくなります。老年期に入ったら、飼い主は今までよりも健康管理に気を配る必要があるでしょう。

 

犬が亡くなる前に見せる症状とは

 

犬が亡くなる前には、普段とは違う行動を見せることがあります。また体調や食欲にも変化が見られる場 合があるため、気になる行動や仕草があればよく観察してください。

食欲がなくなり尿量が減る

意識レベルの低下

呼吸が不規則になる

けいれんのように手足をバタつかせる

亡くなる前にかならずこれらの症状が見られるというわけではありませんが、犬の様子を知るためのバロメーターとしてください。

 

食欲がなくなり尿量が減る

 

犬の食欲がなくなり、尿量が減ったと感じた場合は要注意です。加齢とともに消化・吸収の能力は弱っていくため、食も細くなっていきます。好物でさえも口にしない、水も飲めないなどの状態が続く場合は、飼い主はお別れを覚悟する必要があるでしょう。 ただし急に食欲がなくなった場合は、病気が隠れている恐れがあります。状況が改善しないようであれば、 かかりつけの医師に相談してください。

 

意識レベルの低下

 

呼びかけても反応がない、もしくはほとんど反応しないなどの意識レベルの低下も、犬が亡くなる前に見られる症状のひとつです。さらに体温が下がっている場合は死が近づいている状態のため、飼い主は後悔のないようできる限り優しく声かけをしてあげてください。

 

呼吸が不規則になる

 

呼吸が浅い、もしくは深くて速い、ときどき呼吸が止まるなどの様子が見られる場合もあります。終末期に見られる「チェーンストークス呼吸」では、亡くなる直前に浅い呼吸から深い呼吸へと変わっていき、その後は無呼吸となるなどの通常とは異なる呼吸サイクルを繰り返します。この症状が見られる場合は、余命はあと数時間もしくは数分だと思ったほうがよいでしょう。

 

けいれんのように手足をバタつかせる

 

亡くなる直前に、まるでけいれんのようにけいれんのように手足をバタつかせることもあります。呼びかけに反 応をしなくなり、何度もけいれんをしているようなら、お別れの時間が近づいているのかもしれません。犬によって死の迎え方はさまざまです。静かに眠るように亡くなる犬もいれば、苦しそうな様子を見せることもあるでしょう。また、何の前触れもなく突然亡くなってしまうこともあるのです。

 

犬に長生きしてもらうためにできること

 

ここからは、犬に長生きしてもらうために飼い主ができることをご紹介していきます。

健康管理のチェック

年齢に応じて環境を整える

まずはこの2つをよく守り、犬にとって暮らしやすい環境を整えてあげましょう。

 

健康管理のチェック

 

犬は自分で健康を管理できないので、飼い主が代わりに様子を見守る必要があります。

元気や食欲、排泄の様子

栄養バランスのとれた食事を与える

体重管理に気を配る

必要であれば避妊・去勢手術を受ける

ワクチン接種、フィラリア・ノミ・マダニの予防を怠らない

定期的に健康診断を受ける

これらの項目を定期的にチェックし、体調不良や病気などにいち早く気づいてあげましょう。また、ワクチン接 種やフィラリア・ノミ・マダニの予防もとても大切です。病気を未然に防止することで、平均寿命よりも長生きできる可能性が高まるでしょう。

 

年齢に応じて環境を整える

 

犬の成長に合わせて、環境を整えることも重要です。「子犬」「成犬」「シニア」の3つの期間にわけて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

 

子犬

 

人間の子どもと同じくさまざまなものに興味がある時期のため、「体験」を重視しましょう。この時期の過ごし方が犬の性格にも大きく影響すると考えられています。また、この時期はまだ免疫が十分でないため、体調を崩さないよう、室温管理や食事などに注意してください。

 

成犬

 

この時期は遊び盛りで、運動量が多くなります。散歩を欠かさずおこなうなど、運動不足にならないよう気を配りましょう。飽きてしまわないよう定期的におもちゃを買い与えたり、飼い主と一緒に旅に出てみたりするなど、生活に変化を与えることも、犬にとってよい刺激になるはずです。

 

シニア

 

老年期に入ると、体力がダウンしたり、病気のリスクが高まったりします。健康診断を定期的に受け、病気 が見つかったらすぐに治療を受けましょう。体を動かしづらい様子が見られる場合には、スロープを設置したり、散歩の時間を減らしたりするなどの工夫も必要です。

 

まとめ

 

犬の平均寿命や長生きしてもらうために飼い主ができること、亡くなる前の症状について解説していきました。 犬は平均で12~15年生きるといわれており、飼い主と長い時間をともにします。一日でも長く健やかに暮らしてもらうためにも、犬に関する基礎知識をぜひ身につけてください。 もし犬の最期を看取ることになったら、旅立ちの仕方も考えてみましょう。「天国への扉 ペットメモリアル千葉習志野」では、ご自宅まで火葬車で訪問して、車後部の火葬炉にて施行する訪問火葬というペット火 葬をおこなっております。火葬は完全個別火葬ですので、ご家族様には最期の時間を穏やかに過ごしていただけるでしょう。 お好みの日時に合わせて24時間対応しておりますので、迅速な対応が求められる場面でも安心してお任せください。