千葉、ペット火葬、天国への扉ペットメモリアル千葉習志野、犬の心臓病とは?末期の症状や治療方法、原因をお伝えします

2024/12/25 ブログ

犬の心臓病とは?末期の症状や治療方法、原因をお伝えします

 

愛犬の命を奪う病のひとつに、心臓病があります。心臓は血液を循環させるための重要な役割を担っており、発見や治療が遅れると命に関わることもあるため、注意が必要です。このコラムでは、犬の心臓病について詳しく解説していきます。末期の症状や治療方法、原因もお伝えしますので、ぜひ最後まで目を通してください。

 

死に至らしめることもある犬の心臓病

 

犬の心臓病は生活を脅かすだけでなく、寿命を縮めて死に至らしめることもある恐ろしい病です。心臓病を患うと、心臓や心臓のまわりにある太い血管に異常が見られ、不整脈や窒息死などを引き起こす恐れ があります。なかでも犬にもっとも多い心疾患が「僧帽弁閉鎖不全症」です。シニア期の小型犬によく見られ、進行すると、肺水腫を起こす可能性があります。心臓には血流の逆流を防止する「弁」と呼ばれる組織がありますが、僧帽弁閉鎖不全症を発症すると弁の開閉に異常が見られ、血液が心臓にたまりはじめるのです。やがてたまった血液は肺へと流れていき、肺水腫と呼ばれる状態へと変化します。このように必要な量の血液を送り出せなくなった状態を心不全と呼び、命に関わる状況に陥る恐れがあるのです。

 

幼齢や若齢でも発症する恐れはある

 

心臓病は、加齢により体が衰えはじめたシニア期の犬に起こりやすい病ですが、幼齢や若齢でも発症する恐れは十分にあります。たとえば僧帽弁閉鎖不全症以外にも、犬がかかりやすい心疾患に「動脈管開存症」「肺動脈狭窄症」「拡張型心筋症」などがあり、遺伝的な理由によって引き起こされる場合もあるのです。遺伝が関係している場合には若い頃に発症する恐れもあるため、気になる症状があれば、早めに動物病院へ連れて行きましょう。

 

心臓病の末期症状とは?

 

ここからは、心臓病を患った犬の末期症状について見ていきましょう。初期の場合から順に解説してきますので、愛犬に気になる行動や仕草が見られたら注意してください。

 

初期の場合

 

初期の場合には、体調に変化が見られないケースが多いでしょう。定期検診を受けた際に、偶然早期発見できるケースが大半です。

 

体調に変化は見られない

大人しくなったと感じることがある

 

中期の場合

 

中期になると、体調になんらかの変化が見られるようになるでしょう。運動後に口を開けてハアハアと息をしていたり、喉にものが詰まったような咳をくり返したりすることがあります。また体を動かすのが辛くなり、好きだった遊びや運動をしなくなる犬もいるようです。まずはかかりつけ医に診てもらい、症状に応じて投薬や外科手術をおこないます。

 

運動後、ハアハアと口を開けて息をしている

好きだった運動をしなくなる

カッカッという喉にものが詰まったような咳をする

 

末期の場合

 

末期になると、明らかな体調の変化が見られます。一日中ぐったりとして横たわっていたり、食欲がなくなったりするでしょう。口を開けてハアハアと大きく息をしている様子や、呼吸のたびにお腹や胸が大きく動くのもわかります。すで に呼吸するだけで精いっぱいの状態のため、少しでも症状を緩和させるための治療が必要です。

 

ぐったりとして元気がない

食欲がなくなる

呼吸のたびにお腹や胸が大きく動く

ハアハアと口を開けて息をしている

 

心臓病の治療方法とは?

 

心臓病の治療方法には「内科的治療」「外科的治療」「食事療法」があります。どの方法を選択すべきなのかは、かならずかかりつけ医に相談のうえ決定してください。

 

内科的治療

 

内科的治療では、投薬による治療が中心です。心臓病の種類によって薬の種類が変わるため、まずは病名の確定からおこないます。薬はいくつも飲めばよいというわけではなく、用法と用量を守ることが重要なため、「症状が治まってきたから」と薬の量を減らすなどの判断を独自にせず、かならず獣医師の指示に従ってください。

 

外科的治療

 

手術をおこない、心臓弁の修復や人工弁に置き換えるなどの治療をおこないます。高度な危機や専門知識が必要になるケースもあり、高額な治療費が必要になる場合もあるでしょう。 大学病院などでしかおこなえない手術もあるため、どのような処置をおこなっていくべきなのか慎重に決定してください。

 

食事療法

 

補助的な治療ですが、犬の負担を減らすための食事を取り入れる方法もあります。食事療法食などを使用し、心臓病を患っている犬のサポートをしていくのです。 ただし方法を誤ると、犬に危険がおよぶ可能性もあるため、獣医師に相談したうえで取り入れるようにして ください。

 

犬の心臓病を引き起こす原因

 

犬の心臓病は、どうして引き起こされるのでしょうか?主な原因は、下記のとおりです。

 

遺伝子の異常

加齢によるもの

先天性の疾患

細菌感染 など

 

 加齢や細菌感染以外にも、先天性の疾患や遺伝子の異常が原因になるケースもあります。たとえば「動 脈管開存症」は、犬によく見られる先天性疾患の一種です。遺伝によって動脈管の閉鎖が滞り、血液の逆流が起こります。心臓病を早期発見するためにも、幼少期からの定期的な検診をオススメします。

 

心臓病を患った犬にしてあげられること

 

心臓病を患った犬に、飼い主がしてあげられることはたくさんあります。

疾患の早期発見・早期治療

無理な運動をさせない

天寿を全うするまで通院を続ける

 

まず大切なことは疾患の早期発見・早期治療です。心臓病は死に至らしめる可能性のある病ですが、早期に発見できれば治療の幅が広がります。愛犬にいつもと異なる気になる症状があれば、早めに動物病院へ連れてきましょう。 心臓病末期の場合、呼吸をするのが精いっぱいになる犬もいます。無理な運動はさせず散歩も最小限に済ませましょう。 そして天寿を全うするまで、通院を続けることも大切です。末期になると治療方法は限られてきますが、犬の痛みを緩和するための治療は続けるべきでしょう。痛みや苦しみを少しでも取り除いてあげることが、飼い主の役割でもあります。

 

まとめ

 

犬の心臓病について、末期の症状や治療方法、原因を解説してきました。犬の心臓病は、死に至らしめることもある恐ろしい病です。犬がもっともかかりやすい心疾患は「僧帽弁閉鎖不全症」だと考えられていますが、先天性の疾患が関係する「動脈管開存症」や「肺動脈狭窄症」「拡張型心筋症」などを発症する犬もいます。 もし愛犬にいつもと違う様子が見られたら、早めに動物病院へ連れて行きましょう。初期の段階で発見できれば、早期治療が可能です。病気が見つかったのが末期だとしても、緩和ケアなど犬の痛みや苦しみを最小限に抑える治療法もあるため、寿命を全うするまでケアを続けてください。 「天国への扉 ペットメモリアル千葉習志野」では、ご家族様の辛いお気持ちに寄り添いたいという思いから、 お電話ひとつでご利用いただけるペット火葬の出張サービスをご用意しております。火葬は完全個別火葬ですので、ご家族様には安心いただけるでしょう。 ご自宅まで火葬車で訪問して車後部の火葬炉にて施行いたしますので、セレモホールなどへの来店は不要です。火葬中の煙や匂い、音などの問題はなく、火葬車には会社名・電話番号を一切入れておりませ んので、住宅街でも目立ちません。ご家族様がご都合のよい時間にお別れしていただけるよう 24時間いつでもご利用可能ですので、皆さまそろってペットの旅立ちを見守っていただけます。火葬に対するご希望やご要望のあるご家族様、そしてご利用をお悩みの方もまずはお問い合わせください。